帝王切開とは?

近年増加傾向の「帝王切開」の現状と「帝王切開」になるケースのご紹介

緊急帝王切開が行われる主なケース

帝王切開は、ここに記した病気以外でも様々な理由で実施されます。 特に、お母さんまたは赤ちゃんに危険が迫る状況の時は、緊急の帝王切開が必要となります。 妊娠中の検査などでリスクが低いと判定された妊婦さんでも、分娩が始まってから緊急帝王切開が必要となるケースは2%くらいあります。 なお、選択帝王切開としていた方が予定より早く陣痛や破水が起きた場合も緊急帝王切開となります。


胎児機能不全(胎児仮死) たいじきのうふぜん(たいじかし)

分娩中は、陣痛と胎児心拍のパターンを分娩監視装置でモニターしますが、このモニターで診断されます。多くは臍帯(さいたい:へその緒)が圧迫されたり、胎盤機能の低下などにより赤ちゃんが十分に酸素を受け取れないことが原因で起こります。そのため、すみやかに赤ちゃんを取り出す必要があります。

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常位胎盤早期剥離 じょういたいばんそうきはくり

赤ちゃんの出生前に胎盤が剥がれることで、赤ちゃんに酸素が行きにくくなるばかりか、子宮内に大量の出血が起こり、母子ともに危険な状態になります。すぐに赤ちゃんを取り出す必要があります。

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妊娠高血圧症候群 にんしんこうけつあつしょうこうぐん

以前、妊娠中毒症といわれていたものです。妊娠20週以降から分娩後12週までの間に、高血圧あるいは高血圧に尿タンパクを伴う状態をいいます。胎盤の働きも低下し、赤ちゃんの発育が悪くなったり、お母さんが高血圧によって意識がなくなったり、腎機能が低下したり、母子ともに危険な状態になります。

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微弱陣痛 びじゃくじんつう
子宮の収縮力が弱い、陣痛の持続時間が短い、陣痛の間隔が長いなどの状態が続くとお母さんが疲れてしまいます。 陣痛促進剤で陣痛を強くしますが、それも有効でなく分娩が停止してしまう場合があります。

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遷延分娩 せんえんぶんべん

子宮口が硬いため十分開かずに分娩が長引く状態です。この様なケースでは帝王切開に切り替えることもあります。


回旋異常 かいせんいじょう

出産の時、赤ちゃんは産道(赤ちゃんの通り道)の形に合わせて、頭を回しながら(回旋)下りてきますが、この回旋がうまくいかず、分娩が停止することがあります。


選択(予定)帝王切開がおこなわれる主なケース

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